これまで、浸水被害を防ぐため、能美市と小松市では、市街化や開発に伴い増加する雨水の流出を抑制するための調整池や、速やかな排水を促すための排水路、排水ポンプの整備等に取り組んできました。また、当土地改良区においても、排水路や排水機場を整備するとともに、大雨の際は用排水路の水量の抑制に取り組んできました。今回、気候変動により、短時間に強い雨が降る頻度が増加しているため、3者相互が緊密な連携と協力関係を強化し、気象庁の降雨予測等を活用して、用水路を事前に停水することで、一時的に治水のための容量を確保し、異常気象時における浸水被害の軽減を図ることを目的に6月5日に能美市・小松市・手取川宮竹用水土地改良区の3者で協定締結致しました。