水土里ネット　みやたけ　手取川宮竹用水土地改良区

手取川宮竹用水土地改良区は、霊峰白山を源とし、西方の日本海に流下する手取川の左岸に広がる水田地帯を一定地域とし、幹線・支線用水路などの農業水利施設を管理する団体です。2010年（平成22年）には創立60周年を迎えており、今日まで人々の暮らしを支える農地と用水、さらには農業の生産性・収益性を高める施設など、かけがえのない地域の財産を守り、育んでいます。都市化が進む近年は農業生産面の機能だけでなく、周辺地域から排出される宅地排水等の受け入れや水源の涵養（かんよう）、洪水の防止、自然景観の保全などの役割も担うようになってきました。手取川宮竹用水土地改良区では今後とも米どころ石川を支える「命の水」を守るため、築き上げてきた施設をしっかりと維持管理し、有効に活用していきたいと考えています。

管内位置

管内は石川県の南加賀地域に位置し、県内の代表的な１級河川である手取川と梯川（かけはしがわ）に挟まれた手取川左岸扇状地です。流量の大きな「幹線用水路」は上郷（かみごう）・下郷（しもごう）・得橋（とくばし）・山川（やまかわ）の４本あり、そのほか、「支線用水路」が数多く広がっています。これらをまとめた総称が『宮竹用水』です。すべての水路の総延長は、手取川の長さの７２ｋｍを越える約１１０ｋｍにもなります。

いしかわ版里山づくりＩＳＯの認証

平成25年2月、里山里海保全に取り組む企業や学校、団体が対象となる「いしかわ版里山づくりＩＳＯ」の認証を当土地改良区が受けました。
当土地改良区では、生き物調査や清掃活動など、里山の田んぼ・畑づくり活動・里山の生き物を守り育てる活動に取り組んでいることがＩＳＯの指針に適合しているとされ、認められたものです。

組織概要

組織機構図（令和６年４月２６日現在）

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